膝や腰、骨盤周辺の痛みでお困りの方
ギックリ腰が繰り返しておこる
原因
肉体労働をし過ぎると…なんてイメージがあると思いますが、今はむしろ座り仕事・立ち仕事などの人が多いようです。また睡眠不足・運動不足でも起こりますが、疲労回復をしていないとギックリ腰を起こす頻度が上がってきます。
検査法
腰痛が筋力低下で起こっているものか、動かしすぎで起こっているものか、椎間板に問題があるかを立位で判断します。また仰向けで寝てもらい、足を動かして股関節や腰の状態を確認します。

施術法
運動不足、筋力低下でギックリ腰を頻発させている人は、大腿部の癒着を取っていきます。ギックリ腰を起こす方はここが弱くなっている方が多いですが、癒着を取ると力が入りやすくなります。また腹部の癒着も取っていきます。

ふくらはぎがよくつる
原因
よく言われているのが水分の摂取不足と言われていますが、なぜ足がつるかのメカニズムはまだ解明されていません。足がつる基本的な原因は使いすぎか、使わなすぎかのどちらかで起こると考えています。当然対対応も変わってきます。
検査法
使いすぎか、使わなすぎかの判断は日常生活を聞けばわかることですが、体の使い方のクセで起こるケースもあるため、体全体の動きの確認、足首、膝の動きの検査も合わせて行います。

施術法
膝から下のふくらはぎの内側と外側の癒着を取っていきます。使わなすぎで起こっている場合は、足首や足の指を含めた足の前面の筋膜の癒着を解除していきます。

膝の屈曲伸展がやりにくい、痛みがある
原因
膝の前側に痛みがある場合は、膝のクッションになる半月板の摩耗があげられます。しかし単純に膝が悪くなっているだけでなく股関節・膝・足首のバランスが崩れても痛みは起こります。
検査法
膝の屈曲・伸展の検査をしていきます。屈曲・伸展・内旋・外旋した時に何処で痛むのかを確認していきます。膝の動きの他に、股関節や足首の動き、腰の骨の動きも合わせて診ていきます。

施術法
膝関節に変形が起こっている場合は、膝に負担がかかる膝上、膝下の癒着部位を解除して行きます。関節の動きが悪くなっている場合は、動きが出るように関節の調整を行います。股関節、足首、腰の骨の動きも合わせて調整します。

あぐらがかけない
原因
骨盤の位置や運動不足による、股関節部の硬さが原因だと考えられます。中高年になると股関節の柔軟性がなくなってきますが、最近では和式トイレに入らない生活のため、小さなお子様まで股関節が硬い傾向があります。
検査法
股関節の動きを診ていきます。屈曲・伸展・内旋・外旋をし、どの動きに違和感があるか確認していきます。股関節の柔軟性は膝関節、足首の柔軟性と深く関与しているため、両関節の動きも合わせて診ていきます。

施術法
大腿部内側の筋膜の癒着を取っていきます。また骨盤の内部に付近する筋膜の腸癒着も合わせて取っていきます。また動きが余りにも悪い場合は、首の筋膜の癒着を取っていきます。

骨盤が歪んでいる
原因
骨盤が歪むのは産後の女性だけではありません。産後は妊娠中の不自然な体の使い方から起こりますが、子育て中にも骨盤は歪みます。また男性でも運動不足や運動のしすぎによる偏った体の使い方によって、骨盤は歪みます。
検査法
立位による前後、左右、回旋の動きの診て、骨盤が歪んでいる方向を確認します。また足や手の筋肉の偏りや、各関節の動きが骨盤の歪みに影響しているか確認します。

施術法
検査で確認して異常が出ている部位によって、背中側、お腹側、足、手の筋膜の癒着を解除します。腰痛や肩こりを併発している場合は、その原因となっている筋膜の癒着を解除していきます。
