筋膜グリッピングとは?
皆さんは最近話題になっている「筋膜」についてどれほど知っていますか?
名前は知っているけど・・・。なんて人が多いのではないでしょうか。
ここで少し「筋膜とは何ぞや?」を話していきたいと思います。
「筋膜」は皮膚と筋肉の間や筋肉上、骨の上、内臓を守るために存在する結合組織(膜)です。体中の組織を覆っており人の体の形を形成しています。伸縮性に優れ粘着性も強いです。
体の使い過ぎや老化などにより筋肉が破壊されると、筋膜組織が集まり筋肉を修復していきます。しかし厄介なことに筋膜組織は粘着性があるので筋肉の修復を終え、冷えてくると癒着を起こしてしまいます。
この癒着が首や肩・腰などのコリや痛みを作ってしまうのです。
「筋膜グリッピングテクニック」は、「皮膚と筋膜」「筋膜と筋肉」「骨と筋膜」「内臓同士」の癒着をとり、スムーズに動くことを目的とした施術法です。
組織がスムーズに動いてくると首や肩・腰のコリや痛みなどの違和感が解消し、体全体の動きが改善していきます。また「筋膜」は体中に繋がっています。コリや痛みがある患部の癒着だけを取るのではなく、その関連性を調べて広範囲に施術をおこなっていくのが特徴です。コリや痛みの原因がその患部だけではないからです。
また筋膜グリッピングは手だけでおこないます。肘も足も使いません。
そして専用の筋膜を捉える手の形と触り方、癒着した筋膜の剥がし方があります。特徴としては指圧やマッサージのように親指で強く押すことはありません。優しく筋膜に当てますが、一瞬ですが剥がすときには痛た気持ち良さが伴います。剥がれるとすぐに血行が良くなりますので、暖かくなったり、汗が吹き出ることもあります。
筋膜グリッピングでは「もみもみ」や「バキバキ」は致しません。
施術後は体の力みが取れ「体が軽くなった」「翌日のもみ返しがなかった」などの感想多くいただいています。筋膜を剥がされる経験をすると、今までのマッサージや指圧、ボキボキやる整体が物足りなくなるはずです。
ぜひ一度「筋膜グリッピングテクニック」体感してみて下さい。